うつ病のさまざまな症状ごとに合わせた治療について。

うつ病の睡眠障害に対する治療。

うつ病は特別なものではなく、今や誰もがなるかもしれない疾患ですが、うつ病の症状はさまざまであり、治療を行うときは、症状に合わせて治療を行う必要があります。うつ病の患者の多くが夜になると寝付きが悪いとか、眠りが浅いとか、朝早く目覚めてしまうなどの睡眠障害を訴えます。睡眠障害があるときは、夜になったら眠りやすくするように睡眠薬を処方したり、早寝早起きや日中運動するなどの生活指導などを行う必要があります。

うつ病の心の不安定な状態に対する治療。

うつ病の症状で多いのが、気分が落ち込んで何もできないような状態であったり、不安感を覚えたり、時には気分が異常に高揚するなど、精神的に不安定な状態になるということです。心が不安定になることによって、時には生活や生命にも影響を与えることがあります。そのような症状を改善するために、抗うつ剤や抗不安薬などを処方したり、カウンセリングなどの心理療法を行ったり、適切な休養を取るよう指導をすることが必要になってきます。

うつ病による体の不調に対する治療。

うつ病は、心が不安定になるだけでなく、時には体のさまざまな部位に不調を引き起こすことがあります。頭痛や腹痛、便秘や下痢などの症状があって、原因不明である場合、うつ病が原因となっていることも多いのです。そのような場合には、うつ病の治療と合わせて、鎮痛剤や整腸剤など、体の不調を和らげるための薬を処方する必要があります。うつ病の症状は、患者によってそれぞれ違ってくるので、ひとりひとりに合った治療を行う必要があります。

うつ病になると不眠の症状が出ることが多いのですが、これとは逆に、睡眠時間が極端に増えるというのもうつ病の症状では少なくありません。